膝の痛み

膝の痛み

今日本人に一番多い症状の一つが膝痛です。
注射をしたり、水を抜いたりしても、一時的に症状は改善しても、本当に一時的です。動けなくなる前に対応しなければ、松葉杖や車いすにお世話になる可能性大です。

日本人の寿命の推移から見る変形性疾患について考えてみましょう
 弥生時代の平均寿命は、30歳でしたが、昭和22年の平均寿命は、52歳となり戦後、経済的に豊かになり、span class=”fwB”>平成19年度の平均寿命は82歳となり世界一の長寿国となりました。

時 代 男女平均寿命
縄文時代 31歳
弥生時代  30歳
古墳時代 31歳
室町時代 33歳
江戸時代 45歳
明治24~31年 43歳
大正15~昭和5年 46歳
昭和10~11年 48歳
昭和22年 52歳
平成19年 82歳

平均寿命が65歳に満たなかった昭和36年(1961年)以前は、股関節やひざ関節の関節炎の患者さんはほとんどいませんでした。
現在65歳以上の人口は3000万人を超え、74歳以上が1609万人。78歳以上は1085万人と言われています。 関節の痛みで苦しむ患者さんは、2000万人を超えています。45歳以上になると変形性関節炎はなんと15倍に増えました。
膝の関節を捻挫したり骨折の経験がなくても80歳までに93パーセントの人が、腰痛や膝痛を経験することになります。

ちなみに、45歳以下では変形性関節症の割合は2パーセント以下です。平均寿命が33歳であった室町時代には正座できない高齢者はほとんどいませんでした。
大切なことは、長生きすれば誰でも変形性関節炎になると考えて予防改善することです。

変形性関節症になると、加齢や負荷の蓄積で手足や脊椎の関節が摩耗し、やがて腰痛や手足のしびれに悩むことになります。
昔は変形性関節症のスイッチが入る前に寿命が尽きていたのです

老化が顕著に表れるのが、目と歯と椎間板です。 その中で、背骨の間にある椎間板の血管は19歳で老化が始まり、41歳で無血管になり、ビーフジャーキー状態になります。動かないで、と安静にしていると血液供給がなくなります。目は老眼鏡で、歯は入れ歯で代用がある段階まで効きますが、椎間板はそれが出来ません。だから運動と関節調整が必要です。

国際統計によると45歳で30パーセント、65歳で63パーセント、80歳までに84パーセントが変形性関節症を経験します。大切なことは、だれでも変形性関節症になると考え予防する意識を持つことです。

骨の変形や奇形は、手術以外では改善しません。しかしGAPの技術を駆使することで症状は改善できます。

日常生活でもスポーツでも、膝の柔軟性は重要なポイントです。膝のトラブルは膝だけで解決するわけでありません。
膝には腰からの神経の影響で起こる痛みと、膝だけが原因と思われる症状と、両方が原因と考えられる痛みがあります。いろいろな角度から診断、治療する必要があります。

膝関節痛・変形性膝関節症・半月板損傷

 加齢による症状で代表的なものに膝関節の痛みがあります。和式トイレに入れない、正座ができない、階段の昇降が辛いといった症状でお医者さんで検査を受けると、「軟骨が減っています」「関節が変形しています」「半月板が少し欠けています」などとよく言われます。
 しかし痛みがない無症状の膝関節を調査したリサーチでも、膝関節の変形や半月板の損傷が見られ、痛みの原因が関節の変形や半月板の損傷ではないのではないかと言われています。実際大腿の前面にある「大腿直筋」や「内側広筋」といった大腿四頭筋やハムストリングの筋にトリガーポイントができると膝に痛みを感じます。その為、膝関節や軟骨の異常ではないかと、膝に湿布を貼ったり、注射を打ったりと様々な治療を膝に行っても痛みは軽減しません。
 一番多いのが膝に水がたまり、水を抜いたり、ヒアルロン酸・コンドロイチンなどの投与しても症状に何の変化がない場合が多々あります。
 またこれらのあしの筋は「中殿筋」や「小殿筋」などのトリガーポイントの影響を受けるので、これらの筋のトリガーポイントを治療した後、「大腿四頭筋」をはじめ、膝の曲げ伸ばしに関係する筋肉や殿部の筋肉のトリガーポイント治療をすると、膝の痛みはすぐ軽くなり、正座もしやすくなります。

代表的な膝の症状

1.大腿四頭筋炎
2.タナ障害
3.腸脛靭帯炎
4.半月板損傷
5.オスグッド病
6.鵞足炎
7.ジャンパーズ膝


このような変形があるにもかかわらず、痛みや不具合がない人が多く存在するのも事実です。

 加齢によって、歩き始め、正座の動作時に痛みが起こることがあるはずです。中高年によく見られる症状です。さらに高齢者になると、膝の関節が老化によって変形する変形性膝関節症も起きやすくなります。
 しかし、膝関節の変形は老化だけには限りません。関節を構成する骨の表面を覆う軟骨が擦り減る、剥がれる、何かが原因で関節の隙間が狭くなる、などによって起こり得ます。当然、神経が圧迫されて痛みを生じます。
 肥満は要注意です。オーバーウエイトは当然膝に負担をかけます。また、膝の傷害経験者、股関節に問題がある人も「膝の痛み」にはご用心――。

陸上のランナー、エアロビクスのインストラクター、バレーボール選手、サッカー選手……ジャンプ→着地→次の動作へ移行、といった膝に大きな衝撃を受ける動作が必要なスポーツ選手には半ば”職業病”とも受け取られている症状です。膝関節のクッション役である半月板が繰り返しの衝撃に耐えられなくなってしまうのです。